頭に1本の白髪を発見した時。
わたしの場合は、記憶によると、42歳くらいでしたかね?
それまでは、比較的
人からも「若い」と見られることが多く
調子に乗っていたので
わたしは老けないし白髪なんて生えないと思っていました。
サイボーグだと思っていたのだろう。笑
ですから
わたしは白髪を発見したときも、
最初は半信半疑で、
自分の髪に白髪が生えた実感はなく
気のせいにしていました。
同世代のみなさんはどうですか?
最初の1本を発見したときの気持ち。
嬉しい!よりも
複雑、じゃなかったですか?
少ない時は気にならなかったけど
1本が数本になり、やがて数本が面になっていく。これは脅しではなく、事実です。笑
しかも、白髪って目立つ部分に生えてくるのね。
なぜなのかは不明ですが、諸説あるようです。白髪はまだ解明はされていない分野です。
だけど白髪も、自然な姿。
人間は生まれたときに
誰でも平等に歳を重ねる運命にある。
だからって
このまま
あーそうですか。と諦めるのは
また違う。
白髪が生えてくるのは止められないし
一度気になると気になって仕方なくなる。
しかも白髪って髪質が違います。
立ちっぱなしだったりとにかく
主張してくる。
この時点で多くの方はまず、迷うと思うんですよね。
白髪とどう付き合うか?を。
カラーリングをされている方であれば
このまま、今までと変わらないヘアカラーをするのか、
それとも白髪染めをするか。
その2択で迷うし
カラーリングなんかしたことのない方は
素髪の状態の黒髪に白髪だと、
コントラストが強いので白髪が目立つから
今まで通りにそのまま何もしないか、
白髪を黒く染めるか、の2択になる。
今までカラーリングなんかしてこなかったよ!という方でも白髪をきっかけに
元の髪色を明るくする方もいらっしゃいますよね。
流行りの金髪に近いハイトーンや
ブリーチを繰り返す白っぽいシルバーなど。
これは、
メラニン色素を変化させ、
明るめに見せることで
白髪を目立たせないという方法になりますのでありです。
だがしかし。
カッコいいけど、誰にでもオススメだよ!って訳でもありません。
刺激が強いので、肌が敏感だったり、かぶれた経験のある方には特にオススメしません。
気にしたくないけど、気になる。
とにかく、追いかけてくる
(気がする)
白髪問題に、直面するわけです。
ストーカーなの?しかも、目立つ場所に
あからさまに!!
わたしを含め、多くの方は
こんな髪色になりたい!というカラーリングは、とっても楽しみですけど、
白髪を隠すためにするカラーリングは
面倒だったり、苦痛や憂鬱なものでしかなくないですか?!
わたしはブリーチすると地肌がピリピリするので、とにかく痛いのが苦痛だし
カラーリングすると思うと憂鬱でした。
それでも若い頃は、なりたい姿を追いかけていたので、必ず月に一度、我慢してカラーをしていたんです。
だけど、今。
白髪を隠すためにブリーチやハイトーンを今選ぶかと言われたらあえて選ばない。
無理なくできる何かはないの??と。
諦めていた矢先。
そんな時に出会ったのが、ヘナでした。
当時、鍼治療に通っていた医院の助手だった元美容師セラピストさんから
ふと、何気なく聞いた、
インディーさんという方が作られているらしい、ヘナでした。
奈良県にあるGRACIASという
ヘナ専門のヘアサロン。
当時、ヘナ専門店などなかった時代です。
インディーさんは、意外にもインド人ではなく、関西系の純日本人でした。笑
当時は半信半疑ではありましたが、
美容師自らインドに出向き、ヘナの生産者でもあり現役美容師。という点に惹かれ、
どんな人なの?
と、思わず日帰り新幹線のチケットを買い、
奈良まで行ったんですね。
インディーさんは、私がイメージするインドの賑やかな雰囲気とは全く違うような
穏やかな方でした。
普通の?今まで知っている陽キャ美容師とも雰囲気が違う。美容師でありながら植物と共生している人、だけど熱い人、に感じました。
あれから、インディーさんが作った
インディーハーブスのヘナを使い続けて気づけば7年、今年が8年目です。
ヘナ染めには回数を重ねる度に
髪が丈夫になるだけでなく、
何よりもリスクなく、ストレスフリーなことに魅力があることを知りました。
わたしはもちろんヘナは、良いよ♪
と、自信を持ってオススメしたいのですが
しかしここで、注意点があります。
カラーリングのように
「きっちりと染めたい」
「色味を選びたい」
というようなご要望には
難しいという点。
いえ、カラーリングと同じような効果は
期待しないでください、と。
ヘナは、カラーリングとは
立ち位置が全く違うからです。
自然の産物であるヘナは、毎年コンディションが違います。
生き物であるヘナを扱う私たち美容師が
ヘナのポテンシャルが最大限に生きる
やり方を、毎年アップグレードする必要があるのです。
たまに、セルフヘナやヘナをやってみた方の感想などで、ヘナの染まりが悪い!
などの声があるのは
ヘナの選定や品質もそうですが、
扱い方、例えばペーストを作る時のお湯の温度やお湯の量や塗り方など。
ちょっとした扱い方で改善されることが
実はあります。
ハードルを上げる訳じゃないですが、
ヘナは扱う人次第。
ですから、ヘナと一口に言っても
世の中には様々なヘナ、やり方が広まっているので
一概には
ヘナってこうだよね?
とは言えない
アンダーグラウンドの世界がある。
ということを
あらかじめ知って頂いてから
改めて、インディーハーブスのヘナ施術を受けて頂きたいと思います。
そしてそして!!
ヘナを取り入れてみて、
ご自身の嘘のない感覚を
何よりも大切にされてくださいね。
合わない、ならそれも選択肢のひとつですので。
ヘナもその他の自然派活動も
無理矢理勧めるものでもありませんし
ただ自分が気持ちいいし
心地よいからやる!という
人間らしい理由でいいんですから。
ヘナライフを始めたい方、
ぜひ、お待ちしています。
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