人の趣味嗜好はそれぞれである。と言ってしまえばそれまでですが。
何にでも言えますよね、多様化の時代だし
選択肢はたくさんあります。
自然派、という属性は、ナチュラル嗜好とも
呼びます。
これって、割と二極論になりがちです。
ナチュラル嗜好だから、薬は悪。とか。
ヘアスタイルで言えば、
カラーリングには身体に有害な成分が
沢山入ってる、とか。
事実かどうかはさておき
断言しますが、
わたしは薬剤否定派ではありません。
美容業界で、美容師として
当たり前にパーマもカラーリングも
してきて、その進化やスタイルの幅の広さが実現できることももちろん知っています。
逆に伝えたいのは、
そんな薬剤どっぷりど真ん中にいたからこその今なんですね。
わたしが、それをしていた頃は
まだ20代でした。
だから一度もカラーリングやパーマをした事がない前提で、
自然派美容を続けてきた訳ではなく
散々、自分の髪も身体も、ケミカルの中にいた結果、自分で選んだんです。
選んだ理由は、単純で
ただの心地よさ
だったのです。
よくある
否定や反対運動ではなく、
ただ、心地よいから。気持ちいいから、
だけで選ぶことをしてもいい、と
自分に許したのかもしれません。
自然派、というと
ストイックなイメージや
ダサい(失礼)という見解を持つ方も
いらっしゃると思います。
だって、こんなにも化学は発達していて、
今に生きているんだから。
なぜ、そんな古臭いものに拘るの?と。
だけど、
長く伝わってきたものには
それなりの理由があります。
感覚、五感を通して感じたことだからこそ、選んだことに
迷いはないんです。
自分の感覚に正直に。
恐れや不安から、加齢にアンチしなくても
自分がいいならそれでいいんです。
50歳になった人にしか
わからないことがあるし
60歳、70歳、それは
どの年齢も同じ。
ずっとわからないんです、人のことは。
20代のわたしにはわかりませんでした。
だから、自分に合わせる、
チャンネルを自分に合わせることで
選んだこと、が真実で
それは、自然派やオーガニックじゃなくても
いい、という事です。
どんな人にも、その人の美しさのチャンネルがあります。
チャンネルに合わせるお手伝いができたら
嬉しいです。
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