Ortansia Organicsです
ヘナをされている方の中に、
ある一定の方で
痒みが出てしまう、という方がいらっしゃいます。
その時の体調やコンディション、
生理や生活リズムによる身体の状態から
普段は大丈夫なことでも、
痒みが出てしまうという事は
誰にでも起こり得ることです。
(わたし自身は、インディゴに関する痒みは
一度もありません)
では、なぜ痒みが出るのか?ですが
その理由と対策について
お伝えしたいと思います。
たまたま観たYouTubeで美容師が
「インディゴはケミカルが入っているらしいですよ、よく分からないですけど」
と話している場面を観て、
これは、「よくわからないですけど」という曖昧な言葉で、あまりインディゴを知らない方に対して、誤解を招く表現なのでは?と思ったので
今回は改めて記事にしました。
ヘナをしている方が
痒みを発症する理由として
確かに
「インディゴ」の存在があります。
その理由には2つあります。
ひとつは、「インディゴの繊毛」
もうひとつは、「インディゴの酵素」です。
インディゴの葉には
繊毛と呼ばれるギザギザがたくさん存在しています。
インディゴの染色は、酵素により成り立つので、繊毛が少ないと酵素量が少なく、染色が成り立たないというしくみです。
繊毛と、酵素量は比例しています。
繊毛が原因の場合は、痒みが出るのは
塗った直後です。
繊毛により、皮膚刺激を起こして痒みを発症します。
もうひとつの酵素、ですが
酵素が原因の痒みは、塗ってから一定の時間経過があります。
このように、トラブルひとつとっても、
必ず原因がありますし、
自然のものだから安心、安全、というような
ある意味、人間の意図通りというものは
存在しないということです。
自然界には、トリカブトもある。
ユーカリは
コアラが好きでも、人間は食べられません。
また、商品として流通しているインディゴは無数に存在するため、
どの製品がどんな品質なのか、まで
把握することは不可能なのですし、
ヘナ業界に大手企業が参入するとなれば
今後益々
「製品の精度」は見分けることが難しくなっていくと思います。
ヘナと、インディゴにケミカルを混ぜた
ハイブリッドカラー剤も
確かにありますからね。
では、何を基準に選ぶのか?は
エビデンスに従い、感覚だけではなく
正しい知識を知ることなんです。
Ortansia Organicsでは、
天然100%のヘナとインディゴを使っていますし、製造過程がガラス張りの商材しか使わないと決めています。
インディゴにケミカルが入っている商品は
ジアミンが入っていない「肌に優しい」と
宣伝しているハーブ系カラー剤です。
その商品と、わたしがサロンで使う商材は
全く別のものです。
だからといって、ケミカルが、悪いというのではなく、お伝えしたいのは
痒みが出る原因はケミカルではない場合も
ある。という事。
登録者数が多いYouTuber美容師は
支持者も多く、世間では認知されているとはいえ
ヘナ専門家ではないので、
インディゴにはケミカルが混入してるらしい、というような
不確かな情報を発言することで
誤解を招くこともあることを
こちらであえてお伝えしたいです。
Ortansia Organicsが
サロンワークで使うインディーハーブスのヘナやインディゴ、ターメリックやハーブは
全て天然100%の製品です。
これからも、ヘナや植物を使って
心地よいヘアライフを送っていくための
ヒントを書いていきます。
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